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ある程度の威厳は必要なのだ:インドの交通巡査

         
  • 公開日:2012年1月20日
  • 最終更新日:2022年7月20日

これは南インド、アレッピの街で見かけた交通巡査である。かつては日本でも大きな交差点の真ん中にお立ち台を置き、そこに乗っかって四方から来る車を整理誘導する交通巡査の姿が見られたものである。しかし今ではすっかり信号機が普及し、「交通巡査」という言葉すら聞かなくなって久しい。

さて、この交通巡査であるが、なんとも立派なお立ち台を用意してもらっているではないか。高さも充分にあり、車から台を守るガードバーも設置され、強烈な南インドの太陽光を遮る屋根まで付いている。その気になれば住めそうだ。
さらにインドではいまだに警察官が威張っていて、とても民主警察とは思えないのである。

しかし激しく行き交う車を整理誘導するには、毅然とした態度と有無を言わせぬ指示が必須であり、そこのところはインドの警察官の偉ぶり方は実にぴったりはまるのである。日本の道路工事の現場でたまに見かける、なんともやる気のない手旗の振り方をしているおっちゃんにも、ぜひとも見習って欲しいと思うところである。

インドの南京錠