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インド:これぞインド郵便局の内幕なのだ・インドの郵便事情その3

         
  • 公開日:2007年2月23日
  • 最終更新日:2022年6月25日

インドの郵便局のお話第三弾です。

今や「ハイテク産業華やか」と言われるインドであり、新興中産階級の増加で個人消費の伸びが顕著なインドではありますが、まだまだパソコンを持っている人はわずかなのです。
まあ日本だってほんの10年前は、パソコンのない家庭の方が多かったのではないかと思います。なにしろ某大手ネットショッピングモールでさえ、今年で創立10周年だそうなのです。

というわけで、日本ではこの10年でのパソコン並びにインターネットの普及によって、手紙というものを出す機会がだいぶ減ったと思うのですよ。
でも、インドではまだまだ手紙は生きているのです。そして手紙だけでなく小包に関しましても、宅配便がまだ整備普及されていないインドでは、郵便局が頼りなわけです。

そのような状況のインドですから、郵便局の窓口は常に長い列ができ、混み合っております。
それでもここ数年でオンライン化が進んだのか、若干事務効率が上昇したようで、だいぶ待ち時間が短くなったように思います。

さて、この写真はインドの郵便局の中のものです。
正確には「郵便局の中の中」のものなのです。
つまり、窓口の中、郵便局員が働く内部の風景なのです。なにぶん薄暗い室内ですので、若干手ブレを起こしておりますが、どうぞご容赦下さい。
なにしろ結構ひやひやもので撮ったのです。すぐ近くに座っていたシークのおっさん(たぶんその部署の責任者)が怖い目で私を睨んでいたのです。

とにかく、このアングルは通常一般人があまり目にすることのない位置からのものなのですね。ましてインドの郵便局なのですから、「オオ、コレハ貴重ナル一枚ダ」と賞賛こそされ、「手ブレしやがって!」と怒られるスジアイはないとおもーわけですよ、ねっ。

えー、話を本題に戻しますが、写真奥のガラス越しにたくさんの人が並んでいるのがおわかりになるかと思います。
そして内部ではパソコンを使ってなにやら処理が行われております。
だいぶ待たされたのか、おっさんの業務スピードにあきれ果てているのか、外の人たちは頬杖なんかついていますね。
尚、パソコンを操作しているおっさんの右手が、画面に突っ込まれているように見えますが、これはおっさんの右手がスバヤク動いたからであり、決して画面に吸い込まれようとしているのではありません。

おっと・・・話を本題に戻すと言いながら、またざれ言を言っておりますが、実はまあなんですよ、早い話、郵便局の業務内容について書くことがないわけです。今回はただ、「こんな写真も撮っちゃったんだぜい」という自慢がしたかっただけなのです。すんません。

あっ、最後にもうひとつ・・・

白い柱の手前にあるのはラップトップパソコンではありません。

それはただのアタッシュケースです。

以上!

ブロックプリントの版木