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インドにはなんでもある、というよりなんでもありなのだ:フォート・コーチン

         
  • 公開日:2011年5月24日
  • 最終更新日:2022年6月6日

国民の大半をヒンドゥー教徒が占めるインドでは、ヒンドゥー教で聖なる動物とされる牛は一切食べられないと思われがちで、だからインドにはビーフカレーというものは存在しない、あー実に残念だ!カレーの本場なのにビーフカレーがないなんて本当に残念だ! とお嘆きの方もいらっしゃるのではないかと思います。

でもご安心下さい、インドにもビーフカレーはあるのです。

しかもほらカレーライスですよ、ねっ。まあこれはカレーとライスが別々に出て来たのを、自分でカレーライス風に盛り付けただけなのですが、でも正真正銘のビーフカレーなのです。

ただしこれを食べたのはケララ州のフォート・コーチン(宿泊していた宿の下の食堂です)でありまして、ここは住民にキリスト教徒が多いのと、さらに外国人観光客も多いということで、まあヒンドゥー教主体のインドとはちょっと違った匂い(ビーフの?)のするところなのです。ちなみにお値段は、このカレーとライス、それにチキンクリームスープとミネラルウォーターで205ルピー(約410円)でした。
でまあお味の方はと言いますと、さすがカレーの本場ですからルーの味は悪くないです。でも、肝心のビーフは固い上に筋っぽくて、私はほとんど丸呑みしました。

なので結論としては、なにもインドに来てまでビーフカレーを食べなくてもいーんじゃないの、ほかにもおいしいものがありますから、ってことなのであります。

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