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料金に偽りなしの博物館、なのだ:ポンディチェリー

         
  • 公開日:2011年1月19日
  • 最終更新日:2022年6月4日

ポンディチェリーはフランス風の街並みを見たり、他のインドとは違う雰囲気を感じたりと、フランス統治時代の残り香を嗅ぐ以外にはこれといった見どころはありません。

私もまあそういう「また違ったインド」を見ようと思ってここに来たのでそれでいいのですが、なんかちょっと物足りなくて博物館に入ってみることにしました。博物館は政府広場(Government Square)のすぐ近くにあるのですが、入り口が目立たず探し当てるのに少しうろうろしてしまいました。

入館料は2ルピー(約4円)と安いのですが、入った瞬間に思わず「う~む・・・」と唸ってしまうような、一見してしょぼそうな雰囲気がぷんぷんしています。

なにしろ展示方法(保存方法)に関しても、こんな風に屋外に放置、いえ失礼、展示してあったり・・・こんな階段下のスペースに、各種配電盤と同じような扱いで収納、いえ失礼、展示してあったりするのです。二階に上がるとそこには、かつての宗主国フランスの高級官僚が使っていた(のであろう)家具調度品が展示されていました。でもフランスみたいなおしゃれな国に行ったことのない私には、ただただ不気味にしか思えず、こうして写真なぞ撮ってしまったら、人形を抱いた少女なんかが写ってしまうのではなかろうかと、怖くて怖くてしかたなかったのであります。
だって見学者がほとんどいなくてホント寂しいのです。

さらに二階のバルコニー部分には木枠のガラスケースが並び、その中には石などの鉱物が並べられていたりするのですが、結局それも小学校あたりの郷土資料室みたいなレベルなのです。そんな中で私の興味を(ちょっと)惹いたのが貝の標本でした。
先日ダヌシュコーディーで拾った貝の名前を知りたかったのです。

端から見ていくと・・・おっ、これが一番似ているかも・・・ふ~ん、「OLIVA ISPIDULA」って言うのか・・・たぶん覚えられないな。

とまあ、他に行くところもなくて入った博物館だったのですが、あまりおもしろくもなく、また時間もたいしてつぶせなかったのでありました。

まっ、2ルピーだからねえ・・・

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