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インド:おせちに飽きたらカレー、じゃあカレーに飽きたら?・インドの餃子「モモ」

         
  • 公開日:2007年1月5日
  • 最終更新日:2022年6月24日

今回はここの記事初の食べ物(固形物)の話題です。

さて、ご存知のようにインドはスパイスの国です。そしてカレーの国なわけです。
なので当然インドに行くと、そういうものを食べる機会が日本にいるときの100倍くらい多くなるわけです。そんなスパイスばっちりの食事ばかり出されると、それでなくても慣れぬ旅で疲れている体には、いささか辛く(←これは「つらく」と読んで下さい)感じて来るのであります。

それでは、そんなときはいったい何を食べたら良いのでしょうか?

はい、

それは「モモ」なのです。この写真をご覧頂けばわかるように、モモは餃子みたいな形をしています。
そして中に入っている具も、やはり餃子みたいな具です。
ということで、モモは餃子と言ってしまっても良いでしょう。ええ、そのまんま餃子です、ギョーザ。

実はモモはチベットの料理なのです。
チベット料理には、他にも「トゥクパ」と呼ばれるラーメンみたいなものもあって、インド食文化のスパイス責めにあえぐ日本人には、救世主的食文化と言っても過言でないほどありがたいものなのです。チベット万歳!

モモには中身の具によって、ベジタブルモモ、チキンモモ、マトンモモなどの種類があります。
皮は普段私たちが食べてるものより厚く、また少々固目ですので、口に入れて噛んでいると具が先になくなる傾向にあります。ここはぜひ気を付けたいポイントです。

モモ自体の味はわりとさっぱりした感じです。
ただし、食べる際に付けるのがチリソース(写真のお皿にある赤いもの)だったりしますので、インド料理の「食休め」的立場で食べようと思ったら、日本から醤油などを持参すると良いでしょう。

でもまあ多少付け合せに辛い(←これは「からい」と読んで下さい)ものが付いていたり、皮が少々厚かったりしても、その見慣れた形状が疲れた心を癒してくれ、失せて久しい食欲を呼び戻してくれるのであります。

チベット万歳!

*「トゥクパ」はまたの機会にご紹介致します。

真鍮製のアンティーク弁当箱