ついに陽は西の大地に沈んで行った:カニャークマリからマドライへ

インド・マドライ行のウルトラデラックスバスこの写真をご覧になってわかる通り、陽はだいぶ西に傾きました。

車内の温度はだいたい30℃くらいなのですが、こうして停車しているとまたたく間に35℃にまで上昇してしまいます。
もちろん頭上に取り付けられている扇風機はフル回転しておりますが、そんなのたいして涼を与えてくれないのです。

さあ早く走って、新鮮な空気を車内に入れておくれ。

インド・マドライ行のウルトラデラックスバス16時30分、バスは再び高速道路を突っ走り始め、窓からはまた風がぼーぼーと入って来るようになり、あっという間に室温は元の30℃まで下がりました。

北に向かうバスの左の窓側に座っていた私は、先ほどまで常に強い西日にさらされていて、そりゃあもう熱いのなんのってありゃしなかったのですが、やがて雲が太陽を隠してくれたために、この辺りからは実に快適なバスの旅になりました。

インド・マドライ行のウルトラデラックスバスそんな心のゆとりから、しばらくは雲と太陽が織りなす空の色の移り変わりなんぞを見て楽しんでいたのですが、気が付けば太陽はさらに傾き、ついに西の大地(実際は雲の中)にお隠れあそばそうとしているじゃあありませんか。

ああ、夜になっちゃうよお~

とにかく少しでも早くマドライに着いてくれえ~

インド・マドライ行のウルトラデラックスバス18時47分、バスは街道沿いのドライブインで停まりました。どうやら小休止のようです。

マドライまであとどれくらいの距離かわかりませんが、このタイミングで休みを取るということは、絶対に予定時刻の19時半には到着しないんだろうな、ということが私にもわかりました。

相場より高い3ルピー(約6円)のトイレで用を足し、すっかり暗くなってしまった中でぼぉーとしていたら、突然バスのエンジンがかかりました。
暗かったのと他にも何台かバスが停まっていたことで、他の乗客がすでに乗り込んでいたことなど気付かなかった私は慌ててバスに飛び乗りました。
するとバスは間髪入れずに(まだ私が席に着かないうちに)出発したのですが、まさか本当に置いてくつもりだったんじゃないでしょうねえ。あぶないあぶない。

結局このバスがマドライ郊外のセントラル・バス・ステーションに到着したのは、予定時刻を過ぎること1時間後の20時30分でした。

運転手さんお疲れ様でした・・・って、いや、このバスはまだこれからチェンナイまで何時間か走らなければならないのでした。

道中の無事をお祈りしております。
くれぐれも安全運転で!

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木彫りのガネーシャ