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右側のビーチはとてもローカルなのだ:コヴァラム・ビーチ

         
  • 公開日:2010年10月22日
  • 最終更新日:2022年6月3日

今回はリゾート地として知られるコヴァラム・ビーチの中にあって、かなり地元色の強いエリアをご紹介致します。

まずはバスターミナルから海に向かって右側の坂道を下りて行きます。
こちらは道幅も広く、海岸沿いまで車で入って行けるのですが、途中には小さなお店が一件あるくらいで寂しいものなのです。坂道を下り切った海岸沿いもこんな感じで、浜には木造の小さな漁船がたくさん並んでいるだけで、まだ朝とはいえ、外国人はおろか観光客らしき人はまったくいません。ここで行われているのは主に地引網漁のようで、浜ではちょうど漁師たちが網を引き揚げているところでした。この後その場で獲った魚のセリが行われたのですが、その様子は次の回でご紹介させて頂こうと思います。

この辺りの住民はイスラム教徒が多いのか、海岸沿いの道の先にはこんな礼拝所が建っていました。
たしか9年前に来た時にはなかったと記憶しておりますので、わりと新しいものだと思います。ちなみに入口に掲げられた看板には、「コヴァラム・ジャーマ・マスジッド(KOVALAM JUMA MASJID)」とありました。

とにかくこちらの浜辺は、賑やかなライトハウス・ビーチとは対照的にのんびりとしていて、こうして愛犬(もしくはただのノラ犬)とじっと海を見つめる男や、獲った魚(またはセリで落としたか、漁の分け前か)の仕分け作業をする漁師たちがいて、実にローカルな雰囲気に包まれているのです。ということで、こちらにはおしゃれなレストランなどはありませんが、こんな風に椰子の葉蔭にしつらえたテーブルで食事をしながら、ゆっくりと流れゆく時を楽しむというのもいいかもしれません。ちなみに私も9年前にこのような場所でシーフードの昼食を食べました。

まあそれはこんな常設の所ではなく、声を掛けて来た男たちが急ごしらえで設置したテーブルで、料金に対して中身の薄い、かなり「騙された感」の強いランチではありましたが・・・

まっ、それもまた時が経てば、いい思い出になるのであります。

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インドのショール