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クイロンへ向けて船はどんどん進む:アレッピーとクイロンの中間辺り

         
  • 公開日:2010年10月1日
  • 最終更新日:2022年6月3日

アレッピーとクイロンとを結ぶ定期観光船の旅は続きます。

ガイドブックによれば、船内ではフルーツやジュース、そしてビールまで販売するというようなことが書いてあり、それならひとつこの南インドの美しい風景を眺めながらビールなんざあ飲みたいじゃないか、と思っていたのに、ビールどころかポップコーンのひとつも売りに来ません。

時刻は午後1時を回り、さすがにお腹が空いたなあと思った頃、船は突然とある岸壁にその横腹を着けて停まりました。どうやらここでお昼休憩となるようです。

実はそれもガイドブックに書いてあったのですが、「船内販売」の情報が間違っていた(まあシーズン中は売るのでしょうが)ので、あまりあてにはしていなかったのです。

船員に聞いたところ、やはりここで30分程休憩をとるとのことでした。

まさか上下一日一便ずつの船のためだけに、こんな施設があるわけもなく、たぶんここはホテルかなにかなのでしょう。

とにかく庭木がきれいに整備されていて、私たちを迎えるエントランスも南国リゾートムード満点じゃあありませんか。さあ、何を食べようかな。

と思ったら、係の人に案内されたのはこちらの建物でした。う~ん・・・まあこれも南国ムードがないとはいえませんけど・・・

はっきり言って、こりゃあ小屋だな・・・

小屋の中は薄暗く、あまり快適とは言えない状態でした。(写真で見ると明るくきれいな感じですが、それはマヤカシです)

何を食べようか?などと悩むこともなく、テーブルの上にサッとバナナの葉っぱが敷かれたと思ったら、次々食事が盛られて行きます。はい、ここでは有無も言わせず全員ミールスなのです。

ガイドブックには、「標準の食事以外に追加するものは追加料金がかかる」とあり、なるほど油で揚げたサカナ(左下の茶色い物体です)は40ルピー(約80円)取られました。
まあそれはいいのですが、おそらくは「標準の食事」と思われるこのミールス自体も、50ルピー(約100円)取るというのはいったいどーゆーことなんでしょ?とまあ、そこはインドでありますので、ここでガイドブックの検証をしたところでどうしようもないのです。

とにかくこれで一応空腹は解消されたわけですから、これで良しとするのであります。

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インドの伝統工芸細密画