今回は商品の紹介でして、あまり持って回った話をしないで単刀直入に言いますと、ご紹介するのは木彫りのガネーシャ像なのです。
ガネーシャは象の頭を持つヒンドゥー教の神様で、日本でも何年か前にガネーシャを題材にした小説がヒットしましたので、ご存知の方も多いかもしれません。
インドでもガネーシャはとても人気があります。
なにしろそのご利益は「富と繁栄」「知恵と学問」「障害を除去し成功をもたらす」という、実に幅広いものなのです。
*ご利益はインドでそう言われているということで、効果効能を保証するものではありません。
またガネーシャはその風貌や逸話によっても親しみを覚えます。
まずその風貌ですが、頭が象であることはすでに述べましたが、他にもふくよかなお腹、半分折れてしまった牙(右側)などがあり、エピソードとしては、お母さん(パールバティー神)の垢から創られた、転んだのを見て笑った月に牙を折って投げつけた、甘いお菓子(モードカ)が大好き、大きな体で小さなネズミを乗り物としている、などがあります。
*エピソードには諸説あります。
どうです、なかなか愛嬌があって親近感がわく神様でしょう。
ヒンドゥー教徒でなくても、見ていてなんとなく安心感を覚えたりします。
*あくまでも個人的感想であり、効果効能を・・・もういいか・・・
特に寝転がった姿のガネーシャなどは、こちらまで気持ちがゆったりして来るようです。
そんな独特の雰囲気を持つガネーシャですので、冒頭でちょっと触れたように小説の題材としても使われたのでしょう。
その小説(夢をかなえるゾウ)では、ガネーシャが平凡な若者の前に突然現れ、成功のための「課題」を与えて行きます。そしてその若者は、半信半疑ながらもその課題を実践し、次第に成長して行くというお話です。
要はすべての成功は小さなことの積み重ね、そしてそれをやり続けて行くことが大切ということなのですが、これがなかなかできないのですね。なにしろ成果というものはすぐに現れませんので、つい途中で「これでいいのか?」という迷いが出てしまい、迷った挙句に結局全部放り出してしまう、ということもよくあることです。
小説の中では、関西弁を話すユーモラスなガネーシャが、神様とも思えぬ人間臭さを丸出しに、次第に若者のやる気を引き出して行きます。そしてそのガネーシャの醸し出す「身近さ」こそが、「もしかしたら自分にもできるかも」という気持ちを起こさせるわけです。
ということで、あなたのおそばにもそんな親近感あふれるガネーシャをおひとつ(お一人?)お招きしてみてはいかがでしょうか。
ただしこのガネーシャは課題を出してくれたりはしませんが・・・
木彫りのガネーシャ像は「ラクダ隊商パインズクラブ楽天市場店」にて販売しております。
*すでに売り切れている場合もございます。その際は何卒ご容赦願います。