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2001年7月2日(月)ハイダラバード・2001年インドの旅第75回

         
  • 公開日:2010年1月23日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

7/2(月) ハイダラバード 晴 気温32℃

6時頃目が覚める。
外は広い大地に低い緑が点々と見える。

コーヒーを2杯飲む。

乗客のほとんどは、一つ手前のセクンダラバードで降りてしまう。

ハイダラバードはすごく涼しかった。まだ8時ではあったが、風がさわやかである。
駅前には多少の客引き(Hotel、タクシー、リキシャ)がいたが、全体的にとても静かな街のようである。
Hotel はガイドブックで目を付けておいた、駅近くのレジデンシー(Rs.1,750/day +5%)に決める。
なかなかシャレた Hotel で、居心地が良さそう。
朝食クーポン券をくれたので食べに行った。
ビュッフェ形式だが、ウェイターがトースト、コーヒーを持って来てくれる。ミネラルウォーター(Rs.30)だけ有料であった。

Hotel で教えてもらったネットカフェへ行くが、やはり日本語は使えず、大きなガンディー像を見たり、郵便局へ行ったりと、Hotel の周りの地域をうろうろする。

午後からチャールミナールまで歩いて行く。約1時間かかった。
通りは小さな店と人でごったがえしていた。疲れからか頭がボーとしていたので、バスに乗って帰る。Rs.4.5(8A)

Hotel に一旦帰り、食事の為ふたたび外へ行く。
近くの店でチキンフライドライスRs.25.15を食べる。ペプシは200mlのミニサイズであった。

Hotel のお湯が出ない。水でシャワーを浴びる。
熱が出なければ良いが・・・

【以下の解説は2010年1月23日のものです】

ハイダラバードはアーンドラ・プラデーシュ州の州都ですが、そのすぐ隣にあるセクンダラバードという街と双子都市を形成していて、その両者が一体となって発展しているようです。
この列車(車両)の乗客の多くも、ハイダラバード駅の一つ手前にある、セクンダラバード駅で降りて行ってしまいました。

がらんとしてしまった客車の中で、少し心細くなって外を見ていると、列車は人造湖であるフセイン湖を回り込むようにしてその西岸を走っているようです。

インド・ハイダラバードのホテルの部屋やがて到着したハイダラバード駅は、州都の名を冠した駅にしてはちょっと寂しい感じがしましたが、その分しつこい客引きなどもほとんどいなくて、寝起きでまだ頭がぼぉーとしている私としては実に助かりました。

ホテルは駅前広場を出て、大きな通りを渡るとすぐという立地の「レジデンシー」にしました。
ここは一泊1,838ルピー(税込)と高いだけになかなかきれいなホテルなのですが、ありがたいことにチェックイン/アウトが24時間制だったためすぐに部屋に入ることができました。しかもまだ朝食時間帯でしたので朝食クーポンももらえ、なんともうれしいハイダラバードスタートとなったのであります。

朝食後、まずはホテル周辺を歩き回り、次いで旧市街を目指してひたすら歩いたのですが、これが想像していたよりだいぶ遠くて、1時間ほどかかってようやく旧市街のシンボルであるチャールミナールに到着しました。チャールミナールは「四っつの尖塔」という意味なのですが、その名の通り四方に口を開けた門である基壇の四隅に、灯台のような塔が屹立していて、なかなか印象的な建物なのであります。

そんなチャールミナールの周辺を少しうろついてみたのですが、すでにここに来るまでに私の体力は相当消耗してしまっておりまして、はなはだ残念ではございますが、着いた早々バスに乗って引き返してしまいました。

さすがにバスは早く、1時間かけて歩いて来た道のりを、ほんの5分か10分で走り抜けてしまいました。これで料金は4.5ルピーなのですから、こうした公共交通機関をもっと上手に使わなければいけないなあと思った次第であります。

遅い昼食または早めの夕食をホテルの近くの小さな食堂で取りました。
その食堂は「SONY」という名前でしたが、店内にはテーブルが4つほどしかなくとても狭く、まあそういった意味では「トランジスタ」っぽいコンパクトさであり、それが店名の由来なのかもしれないと勝手に想像してみました。

SONYは値段も安く、チキン入りのフライドライスがなんと25.15ルピーでした。
味も辛めで実に私好みでしたので、この後もハイダラバード滞在中はよくここで食べることになりました。
Mくんも一度SONYにご招待申し上げたことがあったのですが、MくんはそれっきりSONYには行かなかったようです。私としては、あんなに安くておいしくて、しかもホテルから近い食堂にになぜ行かないのかとても不思議だったのですが、後に理由を聞いたところ、「だってハエがすごかったじゃない。よくあんな中で平気で食事ができるよな」などと言うのです。しかし私は、いくら一生懸命に思い出してみても、SONYの店内にハエがいたという記憶がまったくないのです。
今度またハイダラバードに行く機会があったら、もう一度SONYへ行って、とくと観察してみようと思う次第であります。

つづく

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インドのマフラー