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2001年5月30日(水)パナジ・2001年インドの旅第30回

         
  • 公開日:2009年11月12日
  • 最終更新日:2022年6月23日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

5/30(水) パナジ 晴 気温32℃

約30分でパナジの教会前に到着。
近くのホテルアロマへチェックイン。
シャワーを浴び、洗濯をして町へ出る。
想像以上に小さな静かな町で見るものもあまりない。
昼食を食べにレストランへ入る。
マトンカレーとライスを食べる。味は良かった。
マンドヴィー川まで歩いて行くが、やはり特にこれといったものがない。ただフェリー乗り場の近くにオープンエアのレストランがあった。
ここはたいていの食堂が「パブ&レストラン」の看板を掲げており、酒が簡単に手に入る。
インターネットカフェでメールチェックをし、家にTel.した。

こちらのオートリキシャはドアが付いている。
屋根も幌ではなく、ファイバー製のものが多く、おそらく雨対策と思われる。
町中でも折りたたみ傘やレインコートを売る店があり、この街は雨が多いと推察される。

夕食はホテルのレストランへ行ったが、ここは昼に入ったレストランと同じ系列らしい。ただ格式がこちらの方が高く、サービスも洗練されている。料理のサーブや、フィンガーボウルからヨウジ、口臭消し(?)など至れり尽くせりである。ただし値段も3割ほど高い。

夜、雨が降り出した。かなり強い雨。
スコールという程のものではないが、すごい降り。

〔5/30の支出記録より〕

コーヒー(Rs.5x2) Rs.10
リキシャ(カルマリ→パナジ) Rs.100
ホテル代 Rs.351
昼食(マトンマサラ、ライス、水) Rs.99
ネットカフェ Rs.25
Tel. Rs.62
水 Rs.12
夕食 Rs.212
______________________________

合計 Rs.871

【以下の解説は2009年11月12日のものです】

カルマリ駅を出発し、オールド・ゴアの街を走り抜けたオートリキシャは、最後に橋を渡るとすぐ目的のパナジ教会前の広場に到着しました。時間にしておよそ30分でした。パナジはゴア州の州都ということなのですが、その街のランドマーク的存在の教会前広場と、そこから真っ直ぐに延びるメインストリートらしき通りも人はまばらで、観光客とそれを相手にする客引きさえ見えません。どうやら多くの観光客は、ここパナジではなくビーチへ直行してしまうようです。

ホテルは広場からすぐのところにあった「アロマ」というところに決めました。
部屋はエアコン付きの4階の部屋で一泊702ルピーでしたが、なんとベッドルームの他にもう一部屋付いたスイートルームでした。部屋はかなり古めかしい感じはありますが、窓からは目の前の公園の緑が臨め、総合すればまあまあといったところでしょうか。洗濯物を洗うついでに体も洗うと(反対か?)、街の散策に出発です。

しかしまあ改めて見直してみましても、やはりこの街は静かでのんびりとしているとしか言いようがない所でした。そもそも「ゴア」という名は、その昔のポルトガルの隆盛とともに燦然と輝いていた街というものと、ヒッピーたちによって開拓されて来たビーチリゾートといった二つのイメージがあり、パナジに関してはそのどちらにも微妙に属さないといった位置づけになってしまうのでしょう。

インド・ゴア州パナジでの食事それでもこのパナジにも、アラビア海が陸地を浸食したように延びるマンドーヴィー河があり、そこでは観光船がいくつかのツアーを組み、またその近くにはオープンエアの気持ちの良さそうなレストランが営業するなど、それなりにリゾート気分を味わうことができるのであります。それになによりここゴアは、お酒に関して実に寛大な州でありまして、そこかしこにパブの看板が掲げられていて、全般的に飲酒に厳しいインドの中で、酒飲みが心底ホッとできるところなのであります。

しかし「旅行中は原則禁酒!」を貫く私は、ここでもビールなどには一切目もくれず、そのくせビールにとっても良く合うシシカバブなどを注文してしまい、泣く泣くミネラルウォーターを飲みながら食べたのでありました。

つづく

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木彫りのガネーシャ