わき役が主役になることもあるのだ:インドの紙の再利用法

先日再利用紙による紙皿の話を書いたが、今回はれっきとした商品への再利用の話である。

インド、再利用紙を貼った凧その商品とはこちら、凧である。

州にもよるがインドでは凧上げは決して子供だけの遊びではなく、大人も真剣になって行う遊びである。なにしろカイト・フェスティバルなる大規模なお祭りもあるくらいなのだ。

なので凧が売られている光景もよく目にする。 ほら、この雑貨屋の店先にも凧がいくつか吊るされているではないか。
しかしこの店で売っている凧は、どうやらどれも何か別の目的で存在していた紙を再利用して作られたもののようである。

インド、再利用紙を貼った凧一番上のピンクのやつには、何やら昔のロック歌手風の人物が印刷されている。
私はそういう方面にうといので、もしかしたらすごい有名人なのかもしれないが、とにかく彼はこうして凧に生まれ変わり、かつてヒットチャートを一気に駆け上がった時のように、あるいは何やら葉っぱのようなものの力を借りて魂を空中に解き放った時のように、今また大空に飛び上がる時を待っているのである。

インド、再利用紙を貼った凧そして一番下のもの(見やすいように天地を直しました)は、スナック菓子の包装のようである。ただしこれは紙ではなくビニールなのかもしれない。

とにかくこの包装紙は、サクッと揚がったスナックの食感を守るための働きを終え、今度は自分が揚げられる時を待っているのである。

ということで、かつてのわき役が主役に生まれ変わり、人々の注目を集めることもあるということなのである。

がんばろう、みんな。 そして自分。

真鍮製のアンティーク弁当箱