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第46回:ドワルカ / バスターミナルへ

         
  • 公開日:2014年4月11日
  • 最終更新日:2022年6月18日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月18日(月)ドワルカ 晴 9:30 25℃

9:00 チェックアウト
Rs.1560

バス通りまで歩く
途中で祭りの集団に会う

バス通りでおじさんに尋ねると、バススタンドに行くのが良いと言われ、リキシャで移動。Rs.20

9:30 バススタンド着
ジャムナガル行は10時発とのこと

グジャラーティー
犬 = クットロー
子犬 = ラロクオー
鳩 = コブトロ
ファン = ファンコ
ありがとう = アバラ
バス = エスティー

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月18日(月)ドワルカ 晴 9:30 25℃

9:00 チェックアウト
Rs.1560

昨夕屋上で話をしたウダイプールからの出稼ぎ従業員たちも、今朝は真面目に仕事をしている。チェックアウトのついでに、船でいきなりカッチ地方に行けないか尋ねてみた。
なにしろここはカティアワール半島のほぼ先端であり、今回の旅の最終目的地であるカッチ地方のブジには、半島と大陸の間に深く食い込んでいるカッチ湾を回り込んで約400kmを行かなければならないのである。それが幅50~60km程度の細長い湾を船で横切れるのなら、移動距離はぐっと短くなり楽ではないかと考えたのである。
そう考えたのには根拠があり、アーマダバードの観光局でもらった地図には、ここから30kmほど先のオカという町から対岸のマンドビーの間に航路らしき点線が引かれていたのである。
しかしフロントの男たちの答えは「そこからの船はない」であった。
もっともみんなウダイプールからの出稼ぎ者なので、どこまで正確な情報なのかはわからない。
でも逆に船がないのに「ある」と答えられてしまうよりいいだろう。少なくとも無駄足を踏まなくてもよかったのだから。

バス通りまで歩く

またバスターミナルまでのオートリキシャの料金を尋ねると、自信なさげではあるがずいぶん高いことを言うので、昨日見に行った「バスが来る」という道まで歩くことにした。
途中で祭りの集団に会う

なんの集まりなのかはわからないが、例のごとくスピーカーから大音量で音楽と歌をたれ流しながら、たくさんの人が向こうから歩いて来た。私はたいていこの手の集団には近づかないようにしているのだが、Y棒が集団に引き込まれてぼこぼこに・・・じゃなくて、見れば集団の真ん中で花びらの入った籠を高く掲げて踊ったりしているので、しばらくこの集団から離れることができなかった。
ったく・・・またバスに座れなくなっちまうぞ。

バス通りでおじさんに尋ねると、バススタンドに行くのが良いと言われ、リキシャで移動。Rs.20

バス通りまで出て、通りがかりのおじさんにジャムナガル行のバス乗場のことを尋ねると、なんとバスターミナルに行くことを勧めてくれた。
しかもオートリキシャまでつかまえてくれ、20ルピーで話を付けてくれた。
昨日と打って変わって今日はなかなかツイてるかも。
9:30 バススタンド着

オートリキシャのドライバーもとても良いおっちゃんで、特に20ルピー以上は要求しなかった。こうした日本では当たり前のことが、インドを旅するとそうではないことが多々あるので、次第に人を疑ってかかるようになってしまう。
正直この時ももっとよこせと言って来るのではないかと身構えていて、この優しそうな顔を見た時には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいであった。

ジャムナガル行は10時発とのこと

バスの待ち時間もたったの30分である。
昨日の1時間半からしたらあっという間である。なので素早くチャイを飲んだ。
ここのチャイも一杯6ルピーであった。

グジャラーティー
犬 = クットロー
子犬 = ラロクオー
鳩 = コブトロ
ファン = ファンコ
ありがとう = アバラ
バス = エスティー

待合室にいた若者と仲良くなったので、この機会をつかまえてグジャラート語を教えてもらおうと、まず子犬を指差しながら私の知っている数少ないヒンディー語で「クッタ」と言うと、グジャラート語では「クットロー」と言うのだと教えてくれた。
こうなればあとは同じ要領で、知りたいものを指差せば即座に答えが返って来る。
しかし天井のファンが「ファンコ」というのはどうなんだろう。10時5分前にはバスが入って来たので、若者たちに「アバラ!」と言っていち早くバスに乗り込んだ。ちなみにここに書き出したグジャラート語はすべて私の耳で聞いたものをカタカナ表記したものであり、しかもその耳は外国語習得にはいささか不向きな極めて性能の低いものであり、さらにメモを取る私の文字は書いた本人でさえ読み間違う暗号文字であるため、決してこの書き込みを脳裏に焼き付けてはいけないとご注意申し上げる次第である。

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インドの伝統工芸細密画