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インド:ちょっと確認・ツーリストタクシーその5

         
  • 公開日:2008年11月21日
  • 最終更新日:2022年7月6日

今回はツーリストタクシーのナンバープレートのお話です。

インドも日本と同様に、営業車用ナンバーというものがあります。
まあ日本で言えば緑ナンバーというやつで、バスとかタクシーなんかがそれなわけですが、インドの場合は黄色いナンバープレートになります。

インドのタクシーのナンバープレートで、この左のものがその営業車用ナンバーなのですが、上がタクシーで下がツーリストタクシーのものになります。

よく見て下さい、両者の違いにお気づきになりましたでしょうか。

黒字の表記はそれぞれ固有のもの(ちなみに「DL」はデリー登録の意味です)ですので違うのは当たり前なのですが、見て頂きたいのはナンバープレート下部の赤字標記のところです。タクシーが「DELHI HARYANA PUNJAB」となっているのに対し、ツーリストタクシーは「ALL INDIA TOURIST PERMIT」となっています。

はい、ここです、ここがタクシーとツーリストタクシーの大きな違いなのであります。

つまりタクシーは営業地域が限定されていて、このナンバープレートのタクシーの場合は、デリー市内、ハリヤナ州、パンジャブ州でのみ営業が許されているというわけです。

*何も書かれていないタクシーのナンバープレートもありますが、その場合はおそらく車両の登録地区のみでの営業になるのでしょう。

それに対してツーリストタクシー(そしてバスも)は、「インドのどこへ行ってもいいぞ」というお許しを頂いているということなのです。

*インドの一部地域はこれとは別に入境許可証が必要なところもありますので、ツーリストタクシーに乗ればどこでも行けるというわけではありません。

ということで、車をチャーターする時にはちょっとその辺を確認してみて下さい。

ちなみにインドでも個人使用のものは白いナンバープレートですので、俗に言う「白タク」には絶対に乗らないようにして下さい。
たまに観光地で白いナンバープレートの小型車(この辺がミソ)に、インド人二人が運転席と助手席に乗り(ここもミソ)、後部座席に日本人らしき若者がひとりで乗っている(ここもまたまたミソ)というのを目撃することがありますが、その度に「どうぞあの若者が無事に帰国できますように」と願わずにはいられません。

まあそういうケースでも無事に解放(?)されることがほとんどでしょうが、おそらく割高な費用を取られる上に、くみし易い相手と見ると取れるだけ取るというヤカラもいると聞きますので、インドで車をチャーターしたりツアーに申し込む場合は、信用のおける旅行社を利用することをお勧め致します。

それでは次回から何回かにわけて、「魅惑のゴールデントライアングル・デリー、アグラ、ジャイプールの旅」にご案内致しましょう。

おっと、私もいわば白タク営業ですけどね。

でもお金取んないからいいのか・・・ねっ。