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インド:いつの世も下々は大変なのだ・宝飾屋の開店準備風景

         
  • 公開日:2008年10月21日
  • 最終更新日:2022年7月6日

ここはニューデリーの中心地コンノートプレイスにある有名宝飾店です。この時は店の入口に封切られたばかりの大作映画「Jodhaa Akbar(ジヨーダー・アクバル)」の看板が高々と掲げられておりました。「Jodhaa Akbar」という映画は、ムガル帝国第3代皇帝アクバルの生涯を描いた一大歴史スペクタクルであり、また愛の物語である・・・そうな。(実はまだ見ておりません)

さて、ではなぜこの宝飾店の店頭にそんな映画の看板が掲げられているかと申しますと、どうやらその映画に出てくる豪華絢爛たる宝飾品と同じ(ような?)ものを売り出しているようなのです。その右側の看板に「Jodhaa Akbar – COLLECTION -」と書いてあります。

なるほど、きっとこのコレクション目当てにデリー界隈に住むお金持ちのメンサーブ(女主人)や外国人マダム、さらには新中産階級のお嬢さん方がぞろぞろご来店されるのでしょうね。

でも今はまだ朝も早く(と言っても午前10頃なのですが・・・)開店前なのです。
ほら、お客様をお迎えするための赤いマットが水でべしゃべしゃ洗われ、二人がかりで持ち上げて表面の水をざぁ~と流してます。なんだかとても大変そうです。

いやあ、こんな風に豪華な映画の世界とはかけ離れた現実世界を見せられてしまいますと、せっかく一番に入店してコレクションのひとつやふたつ買おうと思っていたのに、すっかりその気がそがれてしまい、結局お店にも入らずに帰って来てしまったんざぁ~ますのよ、おっほっほっほっほ!

残念ですけど、またこの次の機会にね。

お~ほっほっほっほ!

真鍮製のアンティーク弁当箱