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インド:まったく目的がわかりません・ワニ殴打事件

         
  • 公開日:2008年10月15日
  • 最終更新日:2022年7月6日

ここは南インド、チェンナイ郊外にある動物園です。

この写真は金網越しに撮ったものなので、ちょっと見づらいかもしれませんが、緑色に見えるのは水で、その中にいるのはワニです。そしてその前に男が立っているのですが、こいつは飼育員(たぶん)で、なんと竹の棒でワニの背中をぼこぼこ叩いているのです。
で、当然ワニだって棒でぼこぼこ叩かれて黙っているわけがありません。自慢の大口を開けて向って行っているのであります。

そもそもこの飼育員(こんなことをするやつが飼育員とは思えないのですが)、外人(私のことです)に自分の強いところを見せたかったのか、私に「見てろ」と告げるやワニの檻に入って行き、手にした棒で昼寝中のワニの背中をいきなりぼこぼこ叩き始めたのです。そんでもって「写真を撮れ」っつーのですよ。

とまあ、いずれにせよこの殴打事件はおよそ意味のないものなのですが、固いワニの背中を細い竹の棒で叩いたりしたら、ワニのダメージより自分の身の危険の方がよほど大きいと思うのですよ。つまりもっのすごくハイリスクなのにほとんどノーリターンという、まったくノータリンな行為なのであります。

よいこのみんな、決してワニの背中を棒で叩いたりしちゃあいけないよ。

約束だぜ!

インドの南京錠