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第35回:ポルバンダール / オートリキシャでホテルへ帰る

         
  • 公開日:2014年3月27日
  • 最終更新日:2022年6月18日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月16日(土) ポルバンダール 晴

漁港を一回り見て回る。

帰りのオートリキシャ Rs.30+10

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月16日(土) ポルバンダール 晴

漁港を一回り見て回る。

ほとんどの漁師は今日の仕事を終えたようで、倉庫のわきでカードゲームに興じているグループもいた。木のベンチにまたがって勝負しているところなど、まるで縁台将棋のようである。
気候も日本の夏のようだし、ぜひ蚊取線香を焚いてもらいたいところである。

漁港の中(と言ってもすぐそこは住宅街だが)の売店でクッキーを買い、そろそろホテルに帰ることにした。
帰りのオートリキシャ Rs.30+10

2台ほどオートリキシャが停まっているのだがドライバーがいない。
そこで近くにいた人たちに、オートリキシャでホテルに帰りたい旨を告げると、その中の一人のあんちゃんが「そんじゃま」といった感じでのったりとオートリキシャの運転席に乗り込んだ。なんだかあまり商売っ気がないようである。
料金を聞くと30ルピーだと言う。この料金なら交渉などする必要もない。

後部座席に乗り込みふと下を見ると、あーら、お魚の絵が描いてあるじゃないの。さすが漁港である。ちなみにこの板もシートである。ここに後ろ向きに3人くらい乗ってしまうのだ。

漁港からホテルまではほんの5分程度だが、同じような距離で乗った往きのオートリキシャは50ルピーを要求した(しかも予定を変更したため結局70ルピー取られた)のでかなり安い。そこですっかり気分を良くした私は、よせばいいのに10ルピーを上乗せして渡した。
ところがドライバーは喜ぶどころか変な顔をしている。
一生懸命説明し、ようやくこちらの気持ちをわかってもらえたが、それでも特に嬉しそうな顔はせず、むしろ「変なやつ」と言わんばかりの顔つきだった。
やはりこういうことはあまりしてはいけないのである。

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