第13回：アーマダバード / 旧市街にて

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月13日（水）　晴　アーマダバード　33℃

肉屋街を通り抜け、氷屋の写真を撮っていると、いきなり背中を押され驚いて振り向くと、おばさんが牛に押されてよろけたらしかった。
そしてその牛は犬の吠え声に驚いての狼藉で、犬は倒れて来た自転車に足を挟まれての大騒ぎであった。

事の顛末を時間の経過に沿って並べ直してみると、まず停めてあった自転車がなにかの拍子に倒れ、その横で寝ていた犬が下敷きになった。
犬は驚いて哭き叫びながら自転車の下から逃れようとするが、なまじ脚が長いのが災いして自転車のフレームに変な形でからまり、なかなか出られずしばらく大騒ぎしていた。
たまたまそこを通り過ぎようとしていた牛が、突然発せられた犬の悲痛な叫び声に驚き、牛なりの素早さで横に飛びすさった。
これまたたまたま牛の横を歩いていた太ったおばさんが、横に跳びすさる牛に押され、さすがに体重では牛にはかなわずよろけてしまった。
でもっておばさんに背を向ける形で写真を撮っていた私が、背中をどんっ！と押されて一歩前に出てしまったのである。
またこの連鎖につながるかわからないが、そのタイミングで氷屋は、手で押さえて立てていた氷の柱を倒してしまい、みごとに砕けてしまったのであった。
ちなみに氷屋は、砕けた氷の塊単位で客に売っていた。
店を覗きながらHotelに帰る。
水2本 Rs.20ｘ2　Rs.40

明日は早朝の出発であり、またY棒の体調もあまり芳しくないので、早目にホテルに戻ることにした。
6時過ぎにバスのチケットが届く。
フロントのあんちゃんがRs.700を返して来たので一瞬驚くが、あらためてチケットを持って来たおっさんに渡せと言う。
マージンは取らないのか？

バスのチケットのことでフロントに呼ばれ、行って見るといきなりお金を返して来たので、チケットが取れなかったのかと思って一瞬驚いた。
チケットを持って来たおっさんは当然手数料を取っているだろうが、見た目ではホテル側は1ルピーも取らなかったことになる。
はたしてこれは宿泊客へのサービスなのだろうか。それともなにか旅行社との取り決めがあるのだろうか。

明日7時案内、7時半出発なので、Hotelは6時半に出ろとのこと。
バスが出発する場所　SHEFALI CENTRE PALDI

7時半出発のバスに対しその1時間前にホテルを出ろというのは、インド人にしてはなかなか慎重なアドバイスである。

リキシャで15分くらいの所らしく、リキシャもアレンジしてくれるらしいが、万が一の場合自分で探さなければならないだろうから、早めにチェックアウトする必要があろう。

しかし几帳面な日本人である私は、慎重な意見のインド人よりさらに30分ほど早くチェックアウトできるようにしようと思うのであった。

ランドリー（ズボン）戻る　Rs.30

下着やＴシャツなどは自分で洗ってしまうが、ズボンは洗うのも絞るのも大変なのでランドリーに出してしまう。30ルピーなら安いものである。

ルームサービス
チーズサンド Rs.40、オムレツサンド Rs.35、ブレッドバター Rs.25、マサラオムレツ Rs.40、コーラ Rs.22ｘ2　計Rs.184

結局この日の夕飯もルームサービスとなった。
メモの注文内容は二人分。