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ここは地獄の一丁目、インドビザ取得なのだ

         
  • 公開日:2013年10月16日
  • 最終更新日:2022年7月24日

いやあ、実に長いこと「看板画像の説明」なんてことをやっていて、ふと気が付けば季節は巡ってすっかり秋。
でも私もただじっと黙って季節の移り変わりを眺めていたわけではなく、その間インド行の準備をせっせとやっておったのである。

さて、現在日本国民はインドに入国するにはビザが必要となる。
なのでインドに行くにはまずこのビザを取得せねばならない。

インドのビザは「東京インドビザ申請センター」という、もう実にわかりやすい名前の事務所に申請して発給してもらうのだが、名前はわかりやすいくせに、申請の方法はそんなにわかりやすくないのである。なにしろ相手はインドなので、突然のルール変更などもよくあることで、休日だってインド式で取るので行ったら休みだったなんてこともあってなかなか大変なのだ。

自慢じゃないが私は毎回一度で申請が通らず、受理してもらえなかった申請書を抱えてとぼとぼ家路につくなんてこともよくあるので、今回は「郵送サービス」という方法を利用した。
これは所定の書類とパスポート、そして申請料などを現金書留で送り、ビザ取得後に再び郵便で送り返してもらうという方法である。
もちろん往復の郵送料はかかるが(千円ちょっと)、電車賃と手間を考えれば安いものである。
それになにより、あの何とも言えない不安感を掻きたてるようなビザ申請センターの雰囲気と、なぜにここまでも?と思うほどの高圧的な係員の物言いに触れずに済むので精神的に楽なのである。

ということで、私は書類一式を現金書留に封入し東京インドビザ申請センターに郵送した。
そしてその一週間後、同封した返信用封筒によって私のパスポートは送り返されて来た。
申請センターのサイトに記載されている所要日数に比べ驚くほど速い発給である。

あやしい・・・

はたして封筒の中身はパスポートだけでなく、私が丹精込めて仕上げた書類も入っていた。
そしてその申請書の「パスポートの発給地」に鉛筆で「KANAGAWAと入れる」と注釈がしてあった。ああ、赤ペン先生ありがとう!

実はその昔インドの入国審査でパスポートの発給地を尋ねられ、私は厚木のパスポートセンターで取得したので「アツギ!アツギ!」と連呼したところ、係官は困ったような顔をしながら私のパスポートのあちこちを眺め回し、やがて「トーキョーじゃないのか?」と諭すように言ったのであった。
そんなことがあったので、私はそれからずっと「パスポートは外務省が発給しているので、発給地は『TOKYO』なのだな」と理解していた。そして実際、前回まではインドビザの申請もそれで通っていたのである。

それが今回は「KANAGAWA」と書けという・・・

でもまあ一応それがあちらの指示なので、そこを直せばOKという事なのだ。
なのでそこは素直に従って、その日のうちに申請書を作り直して郵送した。また千円ちょっとをかけて。

そしてついにビザが貼り付けられたパスポートが戻って来た!
インド入国ビザ
しかも再郵送から10日目という、悠久のインドからしたら光速に近いスピードでの発給であった。やればできるじゃないか。

そんなわけで無事にビザも取れたことなので、11月の初め頃インドに行って来るのである。
そしたらまた見聞したことなどを、ここにあれこれ書く予定ではあるのだが、それまでは古い話題を引っ張り出して来て書くか、それともサボってしまうかなので、その辺は何卒ご容赦願いたいのである。

インドの南京錠