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インド:おいおい箱乗りかい・オートリキシャの乗り方

         
  • 公開日:2008年5月19日
  • 最終更新日:2022年7月4日

インドの三輪タクシー「オートリキシャ」は、普通のタクシーよりも経済的な乗り物として、今でもインド庶民には重宝されています。

しかしこのオートリキシャの難点は、車体が小さいことです。どのくらい小さいかと申しますれば、乗客の座る後部座席は大人が二人座るほどの幅しかありません。無理して三人座ることもできますが、その際は両側になる人は浅めに腰掛け、さらに若干ハスに座らなければなりません。つまりまあ日本人の目から見たら、オートリキシャは運転手を含めて定員3名ということになるでしょう。

ところがどっこいインドではそんな甘えは許されません。
少しでも腰掛ける、いえ、尻の端っこでも引っかかりそうな出っ張りがあれば座っちゃうのです。

ほれ、こんな風に。この時は子どもでしたが、大人だってこんな風に座ります。もっともかなり猫背になりますが。

この子が座っているのは右側からの乗降をさせないためのバーの部分ですが、この他にも運転席の後に幅15cmほどの棚板状のものがあり、そこにも乗客が後ろ向きに座ったりするのです。

しかしまあ日本では電車などで「窓から手や顔を出しますと大変危険です」などと注意されますが、この子なんか背中が全部車体の外にはみ出てますもんねえ。

とにかく運転手は、この子のはみ出た背中には充分注意して欲しいと思うのであります。

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