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インド:あまりジロジロ見ちゃいかんぞよ・インドの映画看板

         
  • 公開日:2007年10月31日
  • 最終更新日:2022年6月27日

インドは映画大国です。
その制作本数は年間800本(インド政府観光局HPより)と言われ世界一なのです。

そんなインドですから当然街中には映画館がたくさんあり、そしてさらに多くの映画の看板もあるわけです。

たとえばこの写真もそんな映画の看板を写したものです。「モーニングショーは10時半から」なんて文字も見えます。さて、この看板には梯子を登る黒いホットパンツ(←まだこんな言い方します?)姿の美女が描かれているのですが、なんだかちょっと違和感を感じるのです。なんでしょう?

あー、この人黒いチューブトップの上から白いブラジャーっつーか、ビキニの乳当てをしてるんですねえ。だから違和感があるのかあ。

いえいえ、実はそうではないのです。

こちらの拡大画像をご覧になるとお分かりかと思いますが、この黒い部分は全部後から塗りつぶされた部分なのです。つまりは検閲によるいわゆる「スミ塗り」というやつでして、まあ見せたくないものを隠しているわけです。臭い物にフタなわけです。いえ、このおねいさんのおしりがくさいと言ってるんじゃないですよ。

まあこの写真は今から4年ほど前のものでして、最近はもっときわどいシーンが出て来る映画も多くなって来ておりますので、こうした看板などの規制ももっとゆるくなっているのかもしれませんが、少なくともつい最近までこんな厳しい規制が敷かれていたことは事実なのです。

では、インドでの公衆の面前に於ける肌の露出というのは、いったいどこまでが許されるのでしょうか。
それを上の看板で見るなら、このおねいさんはおそらく最初はビキニスタイルのパンツを着用してたとおもーのですが、修正後は四角いホットパンツに変えられています。つまりパンツは「三角タイプはダメ」で「四角タイプはOK」ということになるのでしょう。
また胸当ての場合は「胸を隠すに充分な幅が胴体を一周していればOK」ということになるのでしょうか。

確かにこうした規制は青少年の正しい育成には必要不可欠なものなのかもしれませんが、その反面インドの街には素っ裸のまま道端で寝ている人なんかもいますので、そーゆー人の局部にも、当局による隠蔽作業を施した方が良いのではないかなどと考えてしまうのでございます。