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その32:二日目の朝

         
  • 公開日:2007年6月20日
  • 最終更新日:2022年6月22日

おはようございます。ついに31回にも及んだ長い一日が終わり、二日目の朝を迎えました。

本日も朝からよく晴れ渡り、これからの市内観光が楽しいものになるであろうことを予見させてくれる青空が広がっています。実に楽しみです。

さて、まずは腹ごしらえということで昨夜のレストランに行ってみますと、そこには結婚式に使われた地鎮祭風飾りがそのままに残っていました。ふ~ん・・・こんな作りになっていたのか。ああ、真ん中で火を焚いていたのね。

しかしこういうものはできるだけすみやかに片付けてしまった方がいいんじゃないでしょうか。こうして一晩過ぎて見ると、いかにも「祭りのあと」という感じがしてわびしいです。あー、飾りの花もだいぶしおれてきています・・・

なつくさや つわものどもが ゆめのあと

朝食を終え、身支度を整えてフロントに向かうと、そこには「つわものども」がチェックアウトの真っ最中で、だいぶ込み合っていました。ちょうど出発のピーク時間のようです。

私たちのアンバサダーは9時に迎えに来る予定になっているのですが、すでにその時点で9時を5分ほど回ってしまっていたために、私たちはつわものどもをかき分けて、急いで階段を下りて行きました。階段下の車寄せにはすでに何台かの車が来ておりましたが、なんとわれらがアンバサダーがいないじゃありませんか。人を掻き分けて急いで下りて来たというのに、なんだかとってもかっこ悪いです。

それでもまあすぐに来るだろうと、その場でしばらく待っていたのですが、これが待てど暮らせど来ないのです。
朝とは言えインドの太陽の照り付けるこんなところで、いつ来るかわからない車を延々待ってはいられません。日射病になってしまったら市内観光どころではありません。
そこで仕方なくもと来た階段をとぼとぼ上り、つわものどもが去ったフロントのソファーに腰掛けて待ちました・・・約一時間。

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申し訳なさそうにドライバー氏が言うことには、バッテリーが上がってしまい修理していたとのことでした。

あ~あ、一番恐れていたことが起こってしまった。
だいたいこんな遠く(往復で1300kmくらい走るのですよ)へ来るんだから、バッテリーくらいちゃんと直しておいて欲しいものです。

でもまあとにかく出発しましょう。
一時間のロスを今から取り戻すのです。

さあ!突っ走れアンバサダー!車軸が折れるまで!

しかしもうバッテリーが上がったりなんかしないだろうねえ・・・

*すべて2007年3月時点の情報です。

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インドの南京錠