水分補給はわすれずに・インドの飲料水

日本でも「熱中症対策には適度な水分補給を」なんてことが盛んに言われるが(ちょっと季節外れな話題だけど)、暑くて乾燥しているインドではなおさらである。

でも日本とは違い、やたらな水は飲めない。
たとえ「Drinking water(飲料水)」なんてわざわざ書いてある水道でも、ましてや道端に置いてある施しの水などは、旅行者は避けた方が無難であろう。

インドの道端の水瓶

道行く人にふるまわれる水瓶の水はちょっと魅力的ではある。

ではどうしたらいいかと言えば、それはやはりお金を出して安全な水を買うことである。

で、そういう水をつい「ミネラルウォーター」と言ってしまうのだが、あくまでもミネラルウォーターは地下水を基にしたものということで、日本でもそうでないものは「ボトルドウォーター」と呼ばれている(らしい・・・実際にそう呼ばれているのを聞いたことないけど)。
でもって、インドではそういうのを「パッケージド・ドリンキング・ウォーター(Packeged Drinking Water)」として売られている。

インドのペットボトル入り飲料水

今やインドでもいろいろな種類の水が売られるようになった。

一昔前はこういうペットボトル入りの飲料水を買う時には、必ず栓の封印が切られていないか(つまり詰め替え品でないか)を確かめたをものであるが、今ではいろいろな種類のものがごく普通に売られるようになったので、よほど怪しいところで買わない限りまず大丈夫かと思う。

それでも心配な人には、詰め替えがまずできないビニールパックの水をお勧めする。

インドのビニール袋入り飲料水

袋詰めの飲料水は手軽で庶民の味方なのだ。

このビニールパックの水は飲み切りサイズで値段も安く(10ルピー、約16円ほど)、売る方もバッグに無造作に放り込んで売り歩けるので便利なのだ。

飲むときには袋の一部を歯で噛み切って穴を開ける。
私などはそのまま袋にしゃぶりついて飲むが、インド人の多くは大きく開けた口めがけて放水する。
ただし歯で開けた穴なので水が真っ直ぐに、また一本の放物線で放出されるとは限らないので、飲み始めは口の周りや服の胸元までも濡らすことがあるので要注意なのである。

ブロックプリントの版木

南インドの休日:その23 / ビーチリゾートの飲酒事情

南インド、ケララ州のリゾート地コヴァラム・ビーチには、シーズンともなると多くの外国人観光客が訪れる。南インド、ケララ州、コヴァラムビーチ,ビーチリゾートのレストランにおける飲酒事情特にライトハウス・ビーチと呼ばれるエリアは、緩やかに湾曲する白い砂浜に沿って歩道が設けられ、びっしりと小さな店が軒を並べている。南インド、ケララ州、コヴァラムビーチ,ビーチリゾートのレストランにおける飲酒事情観光客相手の商売なのでお土産屋の類も多いのだが、海辺であるのでシーフードを食べさせるレストランもたくさんある。南インド、ケララ州、コヴァラムビーチ,ビーチリゾートのレストランにおける飲酒事情ところがそんなビーチリゾートを抱えるケララ州にも、禁酒法の魔の手が忍び寄っている。実にけしからんことである。
何度も言わせてもらうが、酒乱を憎んで酒を憎まず! なのだ。

しかしまあ実際問題として、お酒の提供を完全になくしてしまうということは、観光産業に少なからぬ損失をもたらすのではないだろうか。

そんなこの地の観光産業に携わる人々の生活が気にかかり、私はコヴァラム・ビーチに到着するやいなや実地調査に赴いた。

特にこの日は日曜日で州を挙げてのドライデーである。はたしてどのようなことになるのだろうかと思っていたら、ホテルを出るとすぐに店の呼び込みのあんちゃんが「シーフードのランチはどう?」と声をかけて来た。
そこで私は「あれがなきゃなあ・・・」と、暗にアルコールの提供を求めてみた。ちなみにこういう時は右手の親指を立て、残りの指を軽く結ぶといういわゆる「グー!」の形を作り、親指の先を口に当てて「何か」を飲むしぐさをするのである。こうすれば「酒が飲みたい」などというはしたない言葉を口にせず、相手にこちらの気持ちを伝えることができるのである。
ただしこの方法だと、遠くからでもその仕草から「酒が飲みたい」ということがわかってしまうのが難点である。南インド、ケララ州、コヴァラムビーチ,ビーチリゾートのレストランにおける飲酒事情そんな私の指しゃぶりを見て、呼び込みのあんちゃんはこともなげに「大丈夫(ノープロブレム)」と答えた。

あまりにあっけない答えにこちらが戸惑ってしまうほどで、私はもう一度「だって今日はドライデーだろ?」と聞いてみたのだが、あんちゃんは「まあそこはあれだよ、あれ」みたいなことをごにゅごにょと言うのであった。

とにかく百聞は一見にしかずと店に入ることにした。

そしたら、出てきましたよ、マグカップに入ってはいるものの、まぎれもないあれが・・・南インド、ケララ州、コヴァラムビーチ,ビーチリゾートのレストランにおける飲酒事情そもそもこういうレストランでもアルコールの販売免許を持っていないところが多く、以前からビールなどはこうしてこっそり提供して来たのであった。
なので考えようによっては、いまさらドライデーも禁酒法もあまり関係ないのかもしれない。

しかしそれでも「悪法も法なり」である。そこはやはり法に従わなければならないわけで、このマグカップの液体は断じてビールなどではないのである。

ではこれは何かと言えば・・・南インド、ケララ州、コヴァラムビーチ,ビーチリゾートのレストランにおける飲酒事情ポップ・ジュース というものであった。

ちなみに私が泊まっているホテルのプールサイド・レストランでは、この日酒の提供は一切なかった。

しかし私にはコーチンのタクシードライバーに買っておいてもらったビールがあるので、この日の夕食はルームサービスを取り、そのプールサイドのレストランを眺めながら部屋食、部屋飲みを楽しむことにした。

ドライデーも各家庭、各客室には手を出せないのである。南インド、ケララ州、コヴァラムビーチ,ビーチリゾートのレストランにおける飲酒事情なお、この情報は2014年11月時点のものである。
あれから禁酒法とその施行・罰則が厳しくなった可能性もないとは言えず、この記事を読んで安心してコヴァラム・ビーチで飲酒をし、市中引き回しの上百叩きになっても私は一切責任を負わないのである。あしからず。

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ビザ取得も長い道のりだが、インドからの手紙はもっと長い道のりだった

♪ あなたぁ~ からのぉ~ エアァ~メエルゥ~

がついに届いた。

なんのことかと言えば、先日書いたインドビザ(商用)取得の話の中に出ていた、インドの取引先にお願いしていた招聘状のことである。

インドからの手紙なんと長い道のりであったか・・・

ちなみに封筒に書かれた赤字の「10/15」は私が記入した。そう、この手紙は10月15日に届いたのである。

取引先は9月1日に「すぐに出す」と連絡して来ていたのだが、本当はいったいいつ出したんだよと、切手にかぶさりとても見づらい消印の文字をルーペで拡大したり斜めから見たりして、なんとか拾い読んだ日付は「02-9-14]、つまり2014年9月2日と読めた。
なるほど、確かにあちらはすぐに出したようである。

しかし封筒を裏返してみると、なぜかそこにも消印があった。

インドの手紙の消印こちらは「8-9-14」、つまり2014年9月8日である。

こちらは切手の上に押された消印とは違う郵便局のものであるが、しかし同じジャイプル市内の郵便局のものである。
なぜ市内の郵便局間の移動に一週間もかかったのだろう。とても不思議である。

それにしてもよくまあ無くなりもせず、ちゃんと手元に届いたものである。
一ヶ月半もどこでなにをしていたのか知らないが、怒りよりもむしろ感動すら覚え、思わずインド並びに日本の郵便局のみなさんにお礼を言いたくなってしまった。

ありがとう! 郵便屋さん!

これなら4年以上も届かずにいるウダイプールからの絵ハガキが届いた日には、どれほど狂喜乱舞することだろうか。

その日を楽しみに待ってるぞ、ウダイプール!

ブロックプリントの版木

インドのビジネスビザ取得への長く険しい道のり

インドへ行くにはビザが必要である。

インドが発給するビザの種類はいろいろあるが、通常よく申請されるのは観光、商用、就労、就学といったところであろう。

私の場合は商用での申請となるのだが、これがなかなか面倒なのである。
ちなみに観光目的であれば、所定の申請用紙とパスポート、ビザ用写真、そして申請料だけなので比較的簡単である。
それがビジネスビザとなると、そこにインドの取引会社からの招聘状と日本の会社からの推薦状(保証書)の添付を要求される。

以前(といってもだいぶ前だが)はインド側の招聘状がなくても、「新規開拓」という理由でビジネスビザが取れた。

ところがある時突然、「これじゃダメね。インドの会社からのレターが必要ね」と言われ、申請が却下されてしまった。
しかしその時は「FAXで送ってもらったものでもOKね」とのことだったので、取引のある会社に連絡をしてすぐにFAXでレターを送ってもらい、再申請ののちめでたくビザが発給された。

しかしその次の時には、「コピーはだめね。オリジナルのレターを提出してね」と言われ、またまた申請が却下されてしまった。
しかもその時は午前中の申請が込み合っていて、自分の番が来る前に窓口が昼休みに入ってしまい、午後もう一度出向いての申請却下だったので脱力感もひとしおであった。

さらに日本側の会社の推薦状であるが、これは一応私のところが法人であるため発行自体は問題ないのだが、最初はごく普通の紙に印刷したものでも受理されていたものが、ある時「ちゃんとレターヘッドに印刷したものを提出してね。こんな紙じゃ誰でも作れるからね」と言われてしまった。
そうは言われても日本の超零細企業であるわが社にレターヘッドの用意があろうはずもなく、その時はサインとともに会社の実印を押し、印鑑証明並びに登記簿の写しまで用意して再申請し、なんとか受理してもらった。

そうした今まで経験した幾多の困難を糧に、今回は「一発申請受理!」(あくまでも「申請」であり「発給」のレベルでないところがインドビザ取得の困難さを如実に物語っているのだ)を目指し、準備万端、用意周到、奉書紙風のありがたそうな自社レターヘッドに自筆サイン、代表者印に会社角印まで押した推薦状を作成し、もちろんインドの取引先からもレターヘッドに自筆サイン、会社ゴム印を押したものを送ってもらう手筈を整えた。

ところがである、ほんの少しのお金をケチり、インドの取引先に「レターは送料の安い郵便で送って」と要請したのが間違いであった。
とは言っても、インドの郵便は結構信頼がおけるのである。
私はインドから何度も日本にハガキを送ったことがあるが、早ければ5日、かなり僻地から送ったものでも14日間で到着している。(こちら参照)
ただ残念ながらそんな優秀なインディア・ポストにも例外はあり、四年以上たった今でも届かないハガキが一枚ある。
まあ今はその話を蒸し返す時ではないので、あえて担当郵便局の名前は伏せる。
しかし私があのハガキのことを忘れたと思ったら大間違いだぞ、ウダイプール!

でまあ、過去の経験から今回も2週間待ったのである。
ところが待てど暮らせどレターは来ず、我慢の限界の15日間が過ぎたところで、仕方なくインドの取引先にレターの再発行並びに、今度はDHLでの送付をお願いしたのであった。

そしたらあっという間に届いた。
まあ前にも何度かDHLで送ってもらっているのだが(たとえばこれ参照)、それに比べても今回は異様とも思える早さだったので、ここにそのトラッキング記録をご紹介させて頂くことにする。

一日目
18:46 荷物集荷
22:09 DHL施設にて搬送処理中 JAIPUR – INDIA
22:31 DHL施設から出発 JAIPUR – INDIA
二日目
4:43 DHL施設へ到着 DELHI (NEW DELHI) – INDIA
5:21 DHL施設にて搬送処理中 DELHI (NEW DELHI) – INDIA
10:47 DHL施設から出発 DELHI (NEW DELHI) – INDIA
19:28 DHL施設へ到着 BANGKOK – THAILAND
20:01 DHL施設にて搬送処理中 BANGKOK – THAILAND
21:31 DHL施設から出発 BANGKOK – THAILAND
三日目
2:12 DHL施設へ到着 HONG KONG – HONG KONG
2:50 DHL施設にて搬送処理中 HONG KONG – HONG KONG
3:33 DHL施設から出発 HONG KONG – HONG KONG
8:29 転送中 TOKYO – JAPAN
9:33 DHL施設へ到着 TOKYO – JAPAN
10:12 DHL施設にて搬送処理中 TOKYO – JAPAN
10:50 DHL施設から出発 TOKYO – JAPAN
13:05 DHL施設へ到着 YOKOHAMA – JAPAN
13:09 配送中
13:45 配達完了

どうだろう、下手したら国内の輸送だってこのスピードにかなわないケースもあるのではないだろうか。

私は決してDHLの関係者ではなく、それどころかお金をケチって最初は郵送を選択したような人間であるが、今回の極めて迅速なる配送に対し、あらためてDHLに深い敬意と感謝の意を示すものである。

DHL、あっぱれ!

ちなみに郵送された(はずの)レターは本日現在まだ届いていない。

反省しろ! ジャイプールの郵便局!

それからついでにウダイプールもな!

なんでもお高くなっていやざますわねえ~:インドの燃料費

車の燃料費のお話しである。

インドのガソリンスタンドインドのガソリンスタンドもスタイルは日本とほぼ同じである。いくらインドだからといって、ひしゃくでガソリンを入れたりはしない。
ただしインドではまだセルフサービスのシステムは導入されていないようである。
まあ日本だってセルフサービスがお目見えしたのはそれほど昔でなく、私の若い頃は「アメリカじゃ自分でガソリン入れるんだってよ」という話を聞いて、「ホントかよ?」とにわかないは信じられなかったのである。

デリーのCNGタクシーインドに住んでいないただの旅行者である私は当然自家用車など持っていないので、車は運転手付でチャーターする。
2013年11月時点のデリーでの料金は、8時間及びデリー市内で80kmまでの走行という条件で1500ルピー(約2500円)が相場のようである。某旅行社手配のツーリストタクシーと自分で手配したタクシーともにその値段だった。ただし南デリーで借りたタクシーは、同条件で1200ルピーと安かったので、もしかしたら1500ルピーは観光客価格なのかもしれない。

車のチャーター料には燃料費が含まれるのが一般的である。
たまに地方でオートリキシャやタクシーを借りた時、「ガソリンを入れたいから金をくれ」と言われることがあるが、その代金は初めに交渉して決めたチャーター料から差し引くことになる。

デリーではさすがに「燃料費を貸してくれ」と言われるケースはないと思うが、客を乗せてからガソリンスタンドに寄るということはよくある。
こちらは時間で借りているのだし行動予定も決まっているので、給油の時間がもったいないじゃないか!先に入れておけよ!と思うのだが、ドライバーはそんなことにはお構いなしである。

ちなみにデリーではタクシー、オートリキシャ、バスなどは低公害のCNG(圧縮天然ガス)の使用が義務付けられていて、新規導入車はもちろんのこと、古い車両に関してもCNGで走れるように改造してある。
デリーのCNGタクシーの給油風景この日チャーターした古いアンバサダー(上の写真)も改造型であるため、後部トランク内にガスタンクが据え付けられ、ガスの補給はボンネットを開けたところにある充填口にノズルを差し込んで行う。
その他の改造車も、もともとあったガソリンの給油口ではない場所からガスを入れていたりするので、見ていてなんだか変な感じがする。

さて、インドでの燃料費であるが、これが意外に高いのである。

インドのガソリン料金この写真は2013年11月9日の値段表であるが、レギュラーガソリン(上から3番目)でなんと1リッター71.06ルピー(約120円)もするのである。
まあ単純に日本と比較すれば若干安いということになるが、平均給与や物価などからしたら、どうだろう、感覚的には500円~1000円とかになるのではないだろうか。

なお、CNGはガスなのでリッターではなくKgが基準となり、この日の価格は1Kg45.6ルピー(約77.5円)であった。
CNGの燃費はわからないが、おそらくガソリンや軽油の価格を考慮して決めていると思うので、物価に比べたらやはり割高なのではないだろうか。

ということで、チャーター料金には距離制限があるとはいえ、年々渋滞の激しくなるデリーでは走行距離にかかわらず燃料を喰うわけで、せめてもの対策にとドライバーたちは信号待ちの時に率先してアイドリングストップを行っている。
しかしエンジンをかけるタイミングが遅れると、信号が青になってもスムーズに走り出せず、その連鎖がさらなる渋滞を起こしているとも言えなくもなく、必ずしもアイドリングストップが環境問題に寄与しているとはいえないのではないか、なんてことも思ったりするのである。

インドの南京錠

インド行航空会社の選択

インドへは何で行くのがいいのか?
といえば、それはやはり常識的な線で飛行機ということになる。

では、どの飛行機に乗ったらいいのか?
といえば、それは予算や時間や目的などによって変わって来る。

とはいえ私は今までエア・インディアと日本航空の成田発デリー行、しかもエコノミークラスにしか乗ったことがなく、あまりあれこれ言えないのであるが、一番多くの日本人が利用するのがそのルートでそのクラスだと思う(関東圏以外の人並びにお金持ちの人すみません)ので、今回はそれ(成田-デリー直行便のエコノミー)に絞ってのお話しとさせて頂くのである。
インド行の飛行機現在成田-デリー間で直行便を運行しているのは、エア・インディア、日本航空、全日空の3社である。

まずその3社を運賃で比較してみると、エア・インディと全日空が10万円弱とほぼ同じで、日本航空はその倍ほどしてしまう。

*滞在期間を私の都合で約一カ月と仮定してなので、短期(たとえば3日とか一週間とか)だとまた違う結果になると思う。

次に発着時刻を見てみると以下のようになる。

エア・インディア 成田11:30発-デリー18:00着
日本航空     成田11:50発-デリー18:20着
全日空      成田17:20発-デリー00:20着

とまあ、エア・インディアと日本航空が昼頃飛んで夕方着くのに対し、全日空は夕方飛んで真夜中の到着となってしまう。

時刻はすべて現地時間で、季節によって変更(特に到着時刻)もある。

そして最後に手荷物制限をチェックしてみると、

エア・インディア 受託手荷物23kgx2個+機内持込み8kgx1個
日本航空     受託手荷物23kgx2個+機内持込み10kgx1個
全日空      受託手荷物23kgx1個+機内持込み10kgx1個

という具合に、全日空が圧倒的に分が悪い。

*重量以外にも大きさの制限があるので要注意。
*全日空も2013年5月31日まで受託手荷物は23kgx2個だったが、知らない間に変更されていた。実に残念である。

以上の3点が私が航空会社を選ぶポイントになる。

で、この比較ではエア・インディアが(運賃が)安い!(到着時刻が)早い!(受託荷物が)うまい! じゃなくて 多い!ということになり、ダントツ一位の予選通過なのである。

あとはサービス内容とか運行の正確さなど、いくつかチェックすべきポイントはあるものの、今の私の現状ではエア・インディアに決定!となるのである。

さあ、乗った時からインドが始まる魔法の翼「エア・インディア」で、混沌のインドへいざ行かん!

インドのおもちゃ

ここは地獄の一丁目、インドビザ取得なのだ

いやあ、実に長いこと「看板画像の説明」なんてことをやっていて、ふと気が付けば季節は巡ってすっかり秋。
でも私もただじっと黙って季節の移り変わりを眺めていたわけではなく、その間インド行の準備をせっせとやっておったのある。

さて、現在日本国民はインドに入国するにはビザが必要となる。
なのでインドに行くにはまずこのビザを取得せねばならない。

インドのビザは「東京インドビザ申請センター」という、もう実にわかりやすい名前の事務所に申請して発給してもらうのだが、名前はわかりやすいくせに、申請の方法はそんなにわかりやすくないのである。なにしろ相手はインドなので、突然のルール変更などもよくあることで、休日だってインド式で取るので行ったら休みだったなんてこともあってなかなか大変なのだ。

自慢じゃないが私は毎回一度で申請が通らず、受理してもらえなかった申請書を抱えてとぼとぼ家路につくなんてこともよくあるので、今回は「郵送サービス」という方法を利用した。
これは所定の書類とパスポート、そして申請料などを現金書留で送り、ビザ取得後に再び郵便で送り返してもらうという方法である。
もちろん往復の郵送料はかかるが(千円ちょっと)、電車賃と手間を考えれば安いものである。
それになにより、あの何とも言えない不安感を掻きたてるようなビザ申請センターの雰囲気と、なぜにここまでも?と思うほどの高圧的な係員の物言いに触れずに済むので精神的に楽なのである。

ということで、私は書類一式を現金書留に封入し東京インドビザ申請センターに郵送した。
そしてその一週間後、同封した返信用封筒によって私のパスポートは送り返されて来た。
申請センターのサイトに記載されている所要日数に比べ驚くほど速い発給である。

あやしい・・・

はたして封筒の中身はパスポートだけでなく、私が丹精込めて仕上げた書類も入っていた。
そしてその申請書の「パスポートの発給地」に鉛筆で「KANAGAWAと入れる」と注釈がしてあった。ああ、赤ペン先生ありがとう!

実はその昔インドの入国審査でパスポートの発給地を尋ねられ、私は厚木のパスポートセンターで取得したので「アツギ!アツギ!」と連呼したところ、係官は困ったような顔をしながら私のパスポートのあちこちを眺め回し、やがて「トーキョーじゃないのか?」と諭すように言ったのであった。
そんなことがあったので、私はそれからずっと「パスポートは外務省が発給しているので、発給地は『TOKYO』なのだな」と理解していた。そして実際、前回まではインドビザの申請もそれで通っていたのである。

それが今回は「KANAGAWA」と書けという・・・

でもまあ一応それがあちらの指示なので、そこを直せばOKという事なのだ。
なのでそこは素直に従って、その日のうちに申請書を作り直して郵送した。また千円ちょっとをかけて。

そしてついにビザが貼り付けられたパスポートが戻って来た!
インド入国ビザ
しかも再郵送から10日目という、悠久のインドからしたら光速に近いスピードでの発給であった。やればできるじゃないか。

そんなわけで無事にビザも取れたことなので、11月の初め頃インドに行って来るのである。
そしたらまた見聞したことなどを、ここにあれこれ書く予定ではあるのだが、それまでは古い話題を引っ張り出して来て書くか、それともサボってしまうかなので、その辺は何卒ご容赦願いたいのである。

インドのマフラー

混沌の国の話題はどうしても混沌としてしまうのである

ブログの引っ越しが終わりまして、本日より新天地での活動再開と相成りました。

この一か月間というもの、ブログを始めと致しましてあちこちに書き散らかしておりましたインド関連の話題を、この場に一堂に終結させようとせっせと移管作業に勤しんでいたのですが、あらためてそれらの記事に目を通してみますと、まあ質の方は別と致しまして、その量たるやなかなかすごいことになっておりました。なんせブログだけで1300をゆうに超えていたのです。

で、中には自分でも「あー、こんなこと書いてたのか」とか、「ややっ、この話題今度書こうと思ってたのにすでに出してたか」などというものも多々ありまして、つまり何を言いたいかというとですね、過去に書いたものと重複しないようにしてたら何も書けない、ということなのであります。

混沌とするインドの路地インドはよく「混沌の国」と表現されます。インドには10億を超える人々が暮らし、そこには多民族、多言語、多宗教、多文化が存在し、それらが複雑にからみあいながらも共存しています。
なのでこのサイトでも、私という小さな器ですくい取れるだけの範囲でではありますが、これからもそんなインドの話題を重複掲載を恐れず!こつこつとご紹介して参りたいと、あらためましてここに決意表明する次第であります。

まだサイトの構築は完了しておらず、まだしばらくはその作業もしながらの記事更新となりますが、ぜひとも頻繁に覗きに来て頂きたいと、切にお願い申し上げます。

と言っておきながら、「ラクダ隊商隊長の西方見聞録」(このブログ形式の記事です)の更新は、週明けからとなります。

どうぞよろしく!

シンプルデザインの真鍮製シンギングボウル

駅に荷物を預けるのも簡単ではないのだ:世界遺産の駅の手荷物預り所

世界遺産にも登録されているムンバイのチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅に荷物を預けた。
早朝ムンバイに到着し、ホテルもまだ決まっていなかったので、とりあえず駅の手荷物預り所にリュックを預けることにしたのである。

駅に預けた荷物窓口で荷物を差し出すと、係員から「まずセキュリティー・チェックを受けて来い」と言われた。

係員の指差す方向を見ると、そこには空港などでお馴染みのX線検査装置があり、警官(もしくは警備員)が旅客の手荷物をチェックしているではないか。

う~ん、さすがテロの標的にされた駅である。なかなか警戒が厳重なのだ。

X線検査をパスすると、荷物の開口部のすべてに紙で封緘(ふうかん)される。

封印された南京錠私はファスナーにダイヤル式の南京錠をかけていたので、その南京錠のダイヤル部分に封緘紙を貼られた。

まるで牡丹灯籠の、家の入り口や窓にお札を貼るシーンのようである。
そしてこの紙も剥がした瞬間その効力が失せてしまうので、牡丹灯籠のお札と同じなのである。

さらに手荷物を預けられるのは、その日の列車のチケットを持っている人だけのようで(つまりあくまでも「一時預かり」というわけ)、窓口では必ず乗車券をチェックされる。

で、私はまだムンバイを発つ日さえ決めていない状態で、当然切符などもっているはずもなかったのだが、そこは外国人、パスポートを見せたらそれですんなり預かってくれた。

でもいつもそれが通用するわけではないと思うので、荷物が邪魔なら早いとこホテルを決めて、そこに置かせてもらうのが一番なのである。

木彫りのガネーシャ

インド-日本間郵便配達記録のまとめ:2010年版

2010年のインドの旅に於きまして、インド各地から日本の自宅向けに出したハガキの配達状況をまとめてみました。

投函地 投函日 配達日 所要日数
デリー 2010.3.18 2010.3.24 6日
ウダイプール 2010.3.21 未着 ∞日
マウント・アブー 2010.3.24 2010.4.3 10日
アーマダバード 2010.3.27 2010.4.2 6日
ムンバイ 2010.3.30 2010.4.5 6日
アンジュナ・ビーチ(マプサ) 2010.4.1 2010.4.8 7日
パナジ 2010.4.3 2010.4.9 6日
フォート・コーチン 2010.4.6 2010.4.13 7日
アレッピ 2010.4.8 2010.4.13 5日
コヴァラム・ビーチ 2010.4.13 2010.4.23 10日
カニャークマリ 2010.4.15 2010.4.20 5日
ラーメシュワラム 2010.4.22 2010.5.6 14日
トリチー 2010.4.23 2010.4.30 7日
ポンディチェリー 2010.4.26 2010.5.3 7日
マハーバリプラム 2010.4.29 2010.5.11 12日
ジャグダルプル 2010.5.11 2010.5.21 10日
ヴァラナシ 2010.5.17 2010.5.24 7日

これらはすべてエア・メール扱いのハガキ(12ルピー/約24円)で、基本的に各地の郵便ポストへの投函という形を取りました。 ちなみにハガキを受け取る人の嫌悪感を低減するため、切手は舌で舐めるのではなく、指で水を垂らすという方法で貼付致しました。

投函から配達までの所要日数は、最短の5日間から最長の14日間(一件例外がありますが、それは後ほど・・・)というものになりましたが、おおむね一週間~10日で日本に届くようです。

意外だったのは最短記録の「5日間」をマークしたのが、インド亜大陸最南端のカニャークマリからのハガキと、やはり南インドの小さな町アレッピーから出したものだったことです。

まあ今回はポスト投函という形を取ったために、配達所要日数はポストの回収のタイミングに左右されるところも多々あったかと思いますが、はっきり言ってインドの郵便システムは、私の当初の予想を大きく上回る優秀さで機能しているということがわかりました。

しかしながら、こうして多くの郵便関係者が真面目に職務を遂行している中にあって、たった一件ではありますが未着もしくは紛失あるいは神隠し、またまさかとは思いますがことによったら盗難、といった事態が発生したことは実に残念なことであります。

はい!ざわざわしなーい!

先生は犯人を捜してるんじゃないんです。誰ですか「ウダイプールのことじゃね?」とか言ってる人!

そうじゃなくて、もう済んでしまったことをいつまでもぐじぐじ言ったりしないで、むしろその他の地域の郵便屋さんに対して心の底から感謝の意を表すことによって、犯人に猛省する機会とそうせざるを得ないプレッシャーを何気なく与えるだけでいいのです。

だから先生もうこれ以上何も言いません。

でも最後にひとつだけ、

ウダイプールを観光され、その感激をハガキに綴り、家族親族友人知人その他縁故関係などに郵送しようと思われる方がおられましたら、次の町へ移動してから投函されることをお奨めします。

以上、実にくどい性格丸出しのインド郵便事情の一端のレポートでした。

早く更生しろよ、ウダイプール!