お犬様はご満足でお休みになられていた

先日牛の防寒着の話題を書いたが、今回は犬である。

牛と違って犬には専用の防寒着がある。
まあ日本では服を着た犬は珍しくもないが、そこはインドだし、そもそも飼い犬とは思えないような犬に、おそらくお金を出して買ったであろう服を着せるなんてことが私には信じられない。

防寒着を着たインドの犬

おとなしくすやすや寝ている犬だが、夜になって本格的に活動し始めるとかなり怖いのだ。

インドでは犬は自由に歩き回っているのが普通で、たまにリードを付けて散歩している犬を見かけると不思議な気分になる。

そんな野良犬(?)たちは昼間よく寝る。
まあ基本的に自由犬なので、いつ寝ようがどれくらい寝ようが一向に構わないのだが、寝る場所はちょっと考えてもらいたい。わざわざ人の通り道に寝たりするのだ。この犬たちも歩道に面した出入り口の前で寝ている。はっきり言ってジャマである。しかも迷彩服を着ているので見えづらい。うっかりすると踏んでしまいそうになる。
踏んだら怒るだろうなあ。

そんなことを思いながら犬の横をすり抜け、用事を済ませて再びそこを通ろうとしたら・・・

昼寝にいそしむインドの犬たち

夜は徒党を組みうろつき回り、昼は徒党を組んで惰眠をむさぼる

犬が増えていた。

しかもさっきよりさらに出入り口を塞ぐ位置に移動してる・・・

木彫りのガネーシャ

インド人は布遣いの天才なのだ

インド人は女性も男性も布の遣い方が実に上手い。

ショールやマフラーはもちろんのこと、何の変哲もない手ぬぐいのような布まで、実にカッコよく巻いてしまう。
私も真似してやってみるのだが、ただのホッカムリにしか見えないのが悔しいのである。

さて、先日のインド行は一月の末で、しかもデリー上空には強い寒気団が襲来していたということもありものすごく寒かった。気温はまあ氷点下までは行かないものの、朝などは3~4℃くらいに下がるので、私はあちらで服を買う羽目になったほどである。

そんな寒いある日のオールドデリーで、こんな牛を見た。

防寒用の布をかぶせてもらった牛

ヒンドゥー教で牛はシヴァ神の乗り物と崇められているので、風邪を引かせちゃいけないのだ。

体に布をかけてもらっているだけでなく、頭にもターバンのように布を巻いてもらっている。
ターバンを巻く牛

さすがにインドの牛である。憎いくらいに布がよく似合っている。

布はずだ袋のようなものだが、さり気なく頭に巻いたところが本当に粋である。

もっともこれは牛のセンスではなく、これを巻いた飼い主のセンスが良いということになるのだろう。

そんな飼い主は荷台の上で休んでいた。

牛車の荷台に乗る飼い主

彼がこの牛の飼い主であり、またスタイリストでもあるのだ。

そしてまた彼自身も布を巧みに遣っていた。

しかし彼はそれだけではなく、自分だけちゃっかり日向で温まっていた。

牛だけ日陰に立たせておいて、ウシろめたくはないのだろうか・・・

動物の鈴・アニマルベル

南インドの休日:その8 / フォート・コーチン漁師の実力

フォート・コーチンの名所といったら、なんといってもチャイニーズ・フィッシングネットである。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットチャイニーズ・フィッシングネットは巨大な四手網で、数人の男たちが力を合わせて海の中に沈めたり上げたりしている。
しかし残念なことにその水揚げ量(というより釣果と言った方が適切かも)は悲しいくらい少ない。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットところがそのチャイニーズ・フィッシングネットのすぐ後ろでは、毎朝魚のセリがにぎやかに執り行われ、たくさんの魚が売り買いされている。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリ実はこれは主に漁船で漁をして来たものなのである。南インド、ケララ州、フォートコーチンの漁船で、これが結構いろんな種類があるのでちょっと見てみよう。

まずはアジのような魚とイシダイみたいに縦じまのある魚。
見た目は地味だが、その分なんとなくおいしそうである。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚次はタイのような魚だが、目のところをつかまれて痛そうである。
下の魚たちも「げっ!あんなとこ持たれちゃってるよ!」と驚いている。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚なんとも口に迫力のある魚である。
赤い色が食欲を誘うが、なんだか恨まれそうで怖い。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚箱からはみ出すほどの大きい魚もいる。
シイラであろうか。
乾燥してミイラにならないよう氷がかけられている。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚これはヒラメかカレーであろう。
まるで三枚に下ろされたようで、そのまま使えそうである。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚日本人の好きなイカもある。
以前この地でイカのことを「カルマリ」と教わったのでてっきりインドの言葉(ケララ州はマラヤーラム語)だとばっかり思っていたら、カルマリはイタリア語だかスペイン語だかで、とにかくインド固有の言葉ではなかった。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚こちらは世界中の人が好きなエビである。
エビを旨いと感じるのは万国万人共通のため、その時代でもっとも経済力のある国にエビが集まると聞いたことがある。
かつてはそれが日本だった時代もあったようだが、今はどの国なのであろうか。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚さらにイセエビもいる。
でもイセエビは伊勢の海老なんだからコーチンエビであろうか。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚それからカニだって売っている。
これはコヴァラム・ビーチで食べたことがあるが、殻が固くて厚く、身が少ないので食べた気がしなかった。
でも味噌仕立てのカニ汁にしたらおいしそうである。南インド、ケララ州、フォートコーチンのチャイニーズ・フィッシングネットそばのセリで売られている魚
とまあ、このようにフォート・コーチンの魚介類は実に豊富なのである。

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真鍮製のアンティーク弁当箱