オートリキシャの遺伝子を感じる車・TATA Magic Iris

デリーにはこんなかわいいタクシーが走っている。

インドのミニタクシー、TATA Magic Iris

なかなか愛嬌のあるかわいいフォルムなのだ。

これはタタモータース(Tata Motors)のマジック・アイリス(Magic Iris)という車である。

インド版軽自動車、TATA Magic Iris

これはインド版軽自動車といったところなのだ。

総排気量は611cc、全長2,960mm、全幅1,512mm、定員4名(メーカーサイトには「ドライバー+4名乗車」の記述もあるが、インドなので乗れるだけ乗るので「定員」はあってないようなもの)ということで、日本の軽自動車の最大規格である全長3,400㎜より短く、全幅1,480㎜よりちょっと広く、よって全体的にずんぐりした印象を受けるが、そこがまた愛嬌があっていい感じである。

そして一番私が気に入ったのが、後部(タクシー仕様の場合は客席)の窓が巻き上げ式の幌というところである。

インドのミニタクシー、TATA Magic Iris

この時代にこの方式というのが実に良い。

このゆるい解放感はオートリキシャから受け継いだDNAだろうか。メーカーサイトにもわざわざ「三輪より大きな収容力(capacity than 3-wheelers)」という売り込み文句が掲げられているところを見ると、やはりこの車はオート三輪ユーザーを意識した位置づけで開発されたものなのだろう。

はたしてマジック・アイリスはオート三輪に取って代われるだろうか。
それともその前に電動自動車の時代が来てしまうのだろうか。

真鍮製のアンティーク弁当箱