南インドの休日:その20 / バックウォーターでのハウスボート滞在(後編)

ハウスボートは係留されてしまうともうただの家である。
しかも両サイドにぴったり他のハウスボートが停泊しているため景色も見えず、こうなるとあとは酒を飲むくらいしかない。

スタッフの方ももう船を操縦することもないので、どんどん食事の用意をしてくれる。

で、夜のメニューはというと、またもや各種和え物とサンバル、チャパティとスチームドライス。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートそしてメインディッシュはカレーソースをからめたチキンである。
これでザッツ・オール!なのだ。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートためしにお皿に盛りつけてみるとこんな感じである。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボート昼間連れて行かれた店で素直にエビを買っておけば、この空白をエビが満たしてくれたのであろう。

でもまあ今さらそんなことを言っても仕方ない。
まあ私にはビールがあるし、それからワインもあるので食事などどうでもいいのだ。
ちなみにこのワインはインドを代表するスーラワインである。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートチキンを肴にビールを飲み、さらにワインを飲んでしばらくまったりしていたが、あまり長居をしているとスタッフたちが片づけられないので、残ったワインを持って寝室に引っ込むことにした。

しかしせっかく大きな窓のある寝室だが、いかんせん目の前に隣のハウスボートがあるのでカーテンを閉めるしかない。せっかくの水上生活なのになんとも味気ないのだ。

11月のアレッピの夜は決して涼しくはなく、寝る時にはエアコンが必要なくらいであるが、さすがに水のシャワーはつらい。そこで私はタオルを濡らして体を拭くに留めた。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボート朝は明るくなると同時にあちこちからエンジンの音がし始めた。

寝室を出てみると、早くも隣のハウスボートはどこかへ行った後だった。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートさらにもうひとつ先のボートも出て行き、一気に視界が開けた。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボート次いで反対側のボートも出て行った。なんだかみんなやけにお早いお発ちなのだ。

それにしても昨夜こんな景色を見ながら夕食がとれたらなあ。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートボートがいなくなって空いたスペースでは、目の前の家のおっさんが朝の行水を始めた。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボート朝食はフレッシュジュースから始まる。
これはミックスジュースだが、材料はテーブルに置いてあったウェルカムフルーツであった。
昨日少し食べてしまったが、もし全部食べていたら朝のジュースはなかったのだろうか。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボート朝食のメインはマサラドーサにプレーンオムレツである。
食事はごくあっさりした内容だが、ようやく開けた視界が味をぐっと引き立ててくれる。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボート朝食を終えるともう8時過ぎ、そろそろこのボートも出発なのだ。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートしばらくは水郷地帯の朝の風景などをのんびり眺め、残り少ないクルーズを楽しんでいたが、南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートだんだん周囲にハウスボートが増えて来た。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートそしてついにハウスボートの大集団となった。

まあ出る時もあれだけのボートがいたわけだし、ましてや帰りは同じくらいのチェックアウト時間を目指してボートを走らせるので、こうなるのは当然であろう。

それにしてもまるで放牧場から畜舎に帰る牛の群れのようである。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートわがハウスボートが元の係留場所に戻ったのは、チェックアウト時間の9時ちょうどであった。さすがである。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートボートを降り、一日お世話になったスタッフの二人に笑顔でお礼を言った。
しかしなぜかスタッフには笑顔がない。それどころか右側のスタッフはちょっと怒っているようである。南インド、ケララ州、アレッピーのハウスボートすると迎えに来てくれていたエージェントのおっさんが「スタッフにチップを渡したか?」と聞いて来た。

なるほど、そうだったか・・・

インドではこういう判断が難しいのである。基本的にはインドにはチップの習慣はないと解説しているガイドブックもあるし、実際そうなのだと思う。
しかし今回のようにチップがいるケースがあるのも事実である。

エージェントのおっさんにチップの相場を聞くと、それぞれ100ルピーずつあげてくれとのことだった。

スタッフのところに戻り、すまんすまん、すっかり渡すのを忘れていたと言いながら、あらためて二人にチップを手渡したが、彼らの表情は険しさこそ消えたものの、ついに笑顔は戻らなかった。
でもそんなところが南インドの人たちのすれていないところなのだろう。お金をもらったからといってすぐに態度を変えたりするのは恥ずかしいよな、とか思っているのだと思うのである。

とまあ、以上がアレッピのハウスボート一泊二日滞在記となるのだが、最後にもう一度注意点を挙げておくので、これからアレッピに行こうとしている人はぜひ参考にして、快適な滞在をされんことを切に祈る次第なのである。

【ハウスボート滞在における注意点】

 1、酒は早めに用意する。
 2、できればエビは買っておこう。
 3、チップを忘れずに!

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